top of page
Yoko Ishida

一度で39種類のアレルギーを検査

働く人々の生産性に大きな影響を及ぼすアレルギー疾患ですが、残念ながら、医療を駆使しても根本的な治療はありません。最大限有効な方法が「アレルゲンを避ける」ことですが、アレルゲンが何かわからなければ、逃げることもできません。アレルゲンを避けるという対処法は一見、消極的にも思えますが、副作用もなく、医療費もかからないのに確実に有効で、誰でもセルフコントロールが可能な健康好行動です。可能な限り行動で意識的にアレルゲンを避けることと、内服や点鼻、点眼などの対症療法を併用することで、生産性の低下を最小限にすることができます。さらに、この検査の素晴らしいところは費用対効果で、1種ずつ39回検査する場合の30%未満の費用で行なえます。10種検査するより39種検査するほうが安く、受診に伴う生産性損失や嫌な採血も1回分で済みます。

ぜひ、心陽クリニックでお試しください。

View39アレルギー検査の保険点数は1609点、初診でも5,690円で受けられます。

検査結果がゼロなら、惰性で飲んでいる薬をやめるとか、ハウスダストが出たら断捨離をするとか、結果に応じた行動変容を決めてからがおすすめです。

治療費や検査費は投資ですから、しっかりそのあとリターンを得なければもったいないです。 検査はセルフマネジメントの道具として利用しましょう。


健康とパフォーマンスの関係の分野で最も研究の多いネタが花粉症です。 マネジメントのプロフェッショナルを自認するワーキングエグゼクティブの皆様には是非一度、向き合っていただきたい疾患です。

ただ漫然と検査を受けるだけでは時間の無駄ばかりでなく、結果に対しての行動変容どころか、不安が進む場合があります。

あらゆる検査、たとえば体重や血圧、体温を測るときにも、その目的を決めておくとよいでしょう。結果に応じて行動やマインドセットを変容しないのなら、測定そのものに意味はありません。

医師はただ、個人情報を知りたいわけではなく、治療計画の決定に必要だから検査をします。結果によって治療内容が修飾されない検査なら、ボッタクリです。

いつでも検査の意義は、医者にきいてください。

「なんのための検査ですか」「どのような仮定の下に行っているんですか」

答えられない医者相手に貴重な時間を使うのはすぐにやめましょう。 たとえば、何らかの薬を服用させようとして、その量を決定するために医者が検査をしているのだとします。 それならまずそれを説明してから検査をするべきですし、どんな結果であれ、服薬という健康とは逆方向の行動変容、習慣の変化を患者が望まない場合があります。 そのときにも検査は必要かもしれませんが、意味合いは変わります。

日本人は検査されるのが大好きですから、採血の意味を問う患者さんはまれです。

ただ、他でもないあなたの時間を使うのですから、きちんと知ってください。

医師は、その測定結果によって介入の有無や内容を判断するために測定しています。 そうでない測定なんてする意味ありません。

健康診断は、医師ではなく本人が希望します。 結果を予測し、結果によって行動や認知の変容や維持をするつもりがないのなら、ぜひ、健診を受けるのをやめてください。時間のムダ、医療リソースの無駄です。


保護者の77%が子供のアレルギーの原因を知っておきたいと回答しているのに、なぜ大人の、社会人の、ビジネスマンの、マネージャーの・・・・あなたが、自分のアレルギーの原因を知ろうとしないのでしょうか。

ひょっとしたらこの研究自体、すごく恥ずかしい日本の姿かもしれませんね。





閲覧数:9回

Comments

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
bottom of page