スリープDXプログラム

加齢によるストレス影響の蓄積により血管や臓器は変性し、体力は衰えます。しかし、人間の認知機能を支える睡眠を
味方につければ、その経験を糧に知恵を得て、効率を上げ、時間の価値を増幅し、パフォーマンスを高め続けられます。


本質的な生命活動でありながら無意識裡に行われる睡眠は古来、生命の神秘として謎に包まれていましたが、科学の発展により睡眠を客観的に可視化した結果を活用し、生活を豊かに、人生を変革する、睡眠DXのチャンスが到来しました。
 

現在、睡眠と認知機能、そして心身の健康や疾病リスク、治療効果の他、社会的な生産性との可逆的及び不可逆的な関連が日進月歩で科学的に明らかになる一方、ポピュラーサイエンスによる誤解の多い分野なので専門家の指南が必要です。


最新技術によるデジタルな他覚的検査と自覚的睡眠観を、アナログな診察所見と融合して、専門家がオーダーメイドで、それぞれの価値観やライフスタイルに適応した具体的な行動変容をサポートする本格睡眠DXプログラムのご案内です。

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こんな方におすすめします

  • 日中の単位時間あたりの生産性を最大化したい人

  • 自分史上最高のパフォーマンスを発揮したい人

  • 生活習慣病がある人(血圧、尿酸、糖尿病など)

  • 自分の人的資本、特に認知機能に投資したい人

  • いびきや肥満にかかわらず、夜、トイレに起きる人

  • 薬に頼りたくない、また二日酔いを軽減したい人

  • はかるだけでなく、わかるだけでなく、かわりたい人

​対話医師 石田陽子

科学的なエビデンスと神経生理学、睡眠診療や手術麻酔の臨床経験をもとに、ご本人にふさわしい睡眠・生活習慣、また医療による介入を提案いたします。ヒントは多いほど有利なので、この機会にお手持ちのPHRや健診結果等のEMRなど、ご提供くださる健康関連情報をまとめてご説明し、システミックなカウンセリングをいたします。
情報の質を見抜く力の高いハイパフォーマーほど、すぐに行動変容を実践し、効果を実感してくださいます。 医師として、経営者として、この生産性向上プログラムに、最高の投資価値があると断言します。

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オンラインで完結する Sleep DX Program の流れ

  1. 専用URLから、期限内に機器送付情報(住所、発送日)とアンケートの回答を入力してお申込完了です。アンケートは、AIS (Athens Insomnia Scale)(アテネ不眠尺度) & ESS (Epworth Sleepiness Scale)(エプワース眠気尺度)など、世界的な臨床質問紙や睡眠時無呼吸症候群のリスクチェックを含みます。

  2. 確認メールから、専用Slackページにご参加ください。個人情報の授受にご利用の他、全体情報にもご注目ください。Subjective Summaryをお送りします。

  3. 携帯用装置を使用して、終夜睡眠ポリグラフィー検査をご自宅で受検後、同梱の伝票を貼付してご返送ください。Objective Summaryをお送りします。

  4. ご予約の上、オンライン診療による医師との対話をお楽しみください。受診後、エグゼクティブ・サマリーを発行します。

  5. オンライン CBT-I(睡眠認知行動療法)、ABCスリープを行動変容にご活用ください。

終夜睡眠ポリグラフィー検査携帯装置のご説明

終夜睡眠ポリグラフィー検査には、イスラエルのItamar社が開発した、ウォッチパット ユニファイドを使用します。PATテクノロジー(Peripheral Artery Tonometry Technology)が、交感神経活性に伴う末梢動脈収縮により変化する末梢の血流量を連続的にセンシングして、鼻カニュラ型気流計や複数の脳波電極を用いずに、独自のアルゴリズムで呼吸イベントやレム睡眠、ノンレム睡眠、深度や回数などを検出します。血液の吸光度から酸素飽和度と脈拍を測定するSpO2プローブをPATプローブと統合したUPATプローブにより、センサー数を最小限に抑えて、普段の睡眠と変わらない環境で、簡便な終夜連続多波形のモニタリングを実現した画期的な技術です。

指が極端に太い方は、人差し指ではなく小指を、反対に極端に細い方は、小指にプローべを装着してください。

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企業の導入事例

ただいま、パイロット・トライアルとして、オトクな条件、特典で提供中です。

従業員自費受検で、給与天引きにしたり、上限受検者数を設けて、受ければ受けるほどトクをするしくみにしたり、いくつかの企業でご好評をいただいています。

最終的な価格は、対話ありでは1人50,000円(税抜)程度を予定していますが、
現在、1人30,000円、最大40人1,000,000円など、ニーズに合わせて実施しております。私的なグループや個人利用を含め、​ぜひ、お問い合わせください。

無呼吸やいびきの自他覚、日中の眠気等、症状のある方は、スクリーニングではなく、終夜睡眠ポリグラフィー検査を保険診療で受診可能です。

睡眠と生産性の関係

  • 連続16時間覚醒している(6時起床で22時)と認知機能は、アルコール濃度0.03%程度(免許停止レベル)に低下し、その後、1時間ずつ、約0.01%ずつアルコール濃度が高くなる水準で低下していく(連続覚醒するほど、認知機能低下)

  • 睡眠負債20時間(6日連続5時間睡眠など)蓄積すると、日中、最大パフォーマンスを発揮している自覚があっても、その認知機能はアルコール濃度0.05%程度(免許取消レベル)。(睡眠負債時間が増えるほど、認知機能低下)

  • バスケットボール選手10人、10時間睡眠を、40日連続後、80m走タイム0.7秒減、フリースロー0.9本増、3ポイントシュート1.4本増したが、10時間睡眠をやめると、パフォーマンスは実験前の水準に戻った(パフォーマンスの増減は可逆的)

  • 自覚症状のない睡眠負債により、心身の疾病リスクの増大や認知機能の低下が生じ、健康や安全管理上、大きな社会課題となっている(数時間の睡眠負債を返済するのに、健康な成人で4日以上かかる)

  • 睡眠負債の脳内では脳内の老廃物が蓄積すると同時に食細胞が正常なニューロンを殺してしまう

  • 睡眠はホルモン分泌のコントロールを担うので、睡眠負債が、全身の代謝内分泌異常につながる

  • 睡眠負債や睡眠障害で、海馬や大脳実質が萎縮する

  • 睡眠障害がなくても、睡眠負債単独で、一部のがん、高血圧、心筋梗塞、うつ病等、さまざまな疾病リスクが高まり、睡眠時間6時間未満の死亡リスク比は2.4である

スリープドックで発見できる睡眠障害と治療意義

  • 不眠症、睡眠関連呼吸障害群(SASなど)、中枢性過眠症群(ナルコレプシーなど)、概日リズム睡眠・覚醒障害群、睡眠時随伴症群、睡眠関連運動障害群(むずむず脚症候群)などの睡眠障害、睡眠不足症候群などを診断

  • 睡眠障害の内訳は睡眠時無呼吸症候群(SAS) 67.3%、不眠症29.7%、睡眠関連運動障害群29.4%で、SASのうち37.9%が不眠観を自覚、不眠症のうち92.3%がSASなど、たがいに合併している

  • 不眠症は、不眠による日中の心身不調を症状とする睡眠障害で、その有病率は国内で5~30%であり、不眠症による疾病リスクは、心筋梗塞1.6倍、高血圧症1.4倍、うつ病4倍、1年継続でとうつ病40倍

  • SASは、睡眠中の無呼吸イベントによる日中の眠気等認知機能低下と低酸素による循環器負荷で、その有病率は国内で約18%と推計されているが、過小評価の可能性がきわめて大きい(心陽の研究では84%)

  • SASの疾病リスクは、全人口の23%の死因に関連する心筋梗塞、脳卒中、高血圧等で約3倍、研究によっては約10倍、うち9割以上は治療で予防可能

  • SASの治療には日中の眠気や睡眠不足症候群による認知機能、生産性の改善以上に心血管イベントの抑制という意義が大きい、

  • SAS治療によって、難治性慢性疾患や夜間頻尿が軽快しやすい

  • 日本では認知機能低下の原因となるベンゾ・非ベンゾ処方が米国の8倍以上、グローバルスタンダードは認知行動療法が第一選択

  • 睡眠診療の保険診療制度のインセンティブは低く、専門家が不足、国内一般病床数は米国の4.4倍だが、睡眠診療対応病床数は0.1~0.2倍