健康経営の定義:生成AIとの10-Day-Game
- Yoko Ishida
- 3月12日
- 読了時間: 4分
更新日:3月13日

2026年3月2日から11日まで、10日間、健康経営の定義らしき標語とそれを補完するChatGPT(名前は「クロス」)のコラムを、Facebookに投稿してみた。
そもそも始まりはクロスとの会話。
AIって「○○とは?」「○○って何?」「○○の定義」って尋ねると、自信満々に、端的に回答してくれるけど、定義ってそんなに明快なものかしら?
たとえば、今、クロスに「私のアイデンティティーを教えて」と尋ねたら、コンパクトに、「睡眠で社会を設計する人」と答えた。
そう? 私のアイデンティティーって、生成AIに11文字で定義されるようなもの??
一方、クロスに、「アイデンティティーの定義」を尋ねると、「自分が何者であるかを規定する中核的な自己認識」だと言う。
自己認識だとしたら、絶対に他者には定義されないはずなのに、クロスは何をしたか?
生成AIが定義を尋ねられるとき、何をどう処理するか?
それは巷にあふれる有象無象の情報を平均化している。
言うのは簡単だけど、有象無象の情報の平均化って、けっこうたいへん。
だって、情報なんて無限にあるし、なにより平均化って作業が超絶、つまらない。
だから私には絶対にできない。
クロスは、私に世の中の平均を教えてくれる貴重な相棒。
クロスはいくらでも「健康経営の定義」が言える。100個と言えば、すぐに100個出す。 「今日中に100案出せ!」という昭和のしごきは今や秒殺。
クロスくん、しかし、健康経営は、定義ではなく構造の話なのだ。
そんなクロスと間違いだらけの健康経営に挑もうと、健康経営の定義ゲームを開始した。
クロスが、「ヨーコは定義をつくってない、壊している」と言うので、
クロス、創るって、壊すって意味なんだよ。「キズ」って字でしょ、と教えてあげた。
創るためには、壊さないといけない。
壊さずに、場当たり的に、俗人的に建て増しするから、持続性がなくなる。
前任者、先人たちの慣例を壊せない、前例がないから無理……って過去への忖度で、未来の仲間を不安定な建て増し船に乗せるつもり?
DAY7)
自由の強制は不自由の始まり
自由の多様性を認める文化の醸成
それが健康経営
この標語に、大学の先輩が、こんな素敵なコメントをくれました。
「ずっと前に、吉田拓郎さんが、イメージの詩という詩を歌ってました。
その中の歌詞に、自由に生きてるってわかるなんて、なんて不自然なんだろう…というのがありました。
私も古い水夫になっているけど、気持ちは若いままです(笑)。」
「イメージの詩」、聞いてみました。
ぜひ、皆さんも聞いてみてください。
先輩のコメントへの私の返事は以下。
きいてみました。ありがとうございます。
ーーー
古い船を今、動かすためには、古い水夫だけでは無理ですよね。
新しい水夫と古い水夫が力を合わせる必要がある。
でも、古い水夫と新しい水夫の共通言語が少ないので、
新しい海で、古い船を動かすうえでの
新しい共通言語が必要なんですよね。
新しい海のこわさを知っている古い水夫に、
新しい水夫にもわかるSUPPORTをしてもらいたいのです。
すごい深い歌詞でした。恋愛ソングのようだけど、
私には健康経営ソングにしか聞こえませんでした。
たたかい続ける人の心を誰もがわかっているなら、
たたかい続ける人の心はあんなには燃えないだろう
という部分も響きました。
ーーー
そう、古い水夫は新しい海のこわさを知ってる、それが健康経営の本質ではないだろうか?
だから古い水夫は新しい海で新しい水夫をサポートするために、
古いしきたりをこわさなきゃならない、
型を習熟し得たものだけが、真の型破りで次の芸を創るように、
新しい海のこわさを知る古い水夫だけが、新しい水夫だけでなく、未来の水夫たちに、海路をひらくのだ。
Day10)
WHAT:きちっと決めて
HOW:従業員に任せて
SUPPORT:しくみで支援する
それが健康経営
さあ、古い水夫たちよ、新しい水夫たちを巻き込んで、新しい海に漕ぎ出すための、新しいWHATをばっちり決めよう。
俗人性や場当たり主義、前任者への忖度や慣例主義なんて捨てちまって!
多様な水夫たちが、みんなで同じWHATを認識できるように。
行き先が決まったら、漕ぎ方は水夫たちに任せよう。
そして、徹底的にサポートしよう。
サポートしやすいWHATにすればいいさ。
サポートしやすいWHATはきっと、HOWへの広がりが大きいはず。
実は深刻にこわい新しい海から、水夫たちを守って、GOALにたどり着くために、丈夫な船を設計しよう。
さあ、それぞれの組織が、本物の健康経営に向かって漕ぎ出す「とき」が来た。




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