コラム
用語集
ヘルシーカンパニー経営 用語集
健康経営に関する専門用語をわかりやすく解説
81–90件 / 全151件

「標ぼう科」って、知っていますか?
意外に知られていない、日本の医療機関の自由標ぼう制と不自由な標ぼう表現を解説します。

助成金は正しく受給
これまで労働関連の様々な助成金が開発され、その都度、不正受給が話題に上がっています。特にコロナ禍における雇用調整助成金の不正受給額は、令和2年9月~令和3年12月末で32億円超と莫大な額で、逮捕者もでています。さて、産業保健関連の活動にも助成金があり、現在は「団体経由産業保健活動推進助成金」に集約されていますが、昨年度までは次の助成金がありました。(現在は廃止されています) ・ 小規模事業場産業医活動助成金 ・ ストレスチェック助成金 ・ 職場環境改善計画助成金 ・ 心の健康づくり計画助成金 ・ 治療と仕事の両立支援助成金 ・ 副業・兼業労働者の健康診断助成金 ・ 事業場における労働者の健康保持増進計画助成金昨年9月に公表されましたが、これらの産業保健関連の助成金でも不正受給が明らかになっており、不正受給が助成金廃止の一因ともいわれています。義務ではないことでハードルが上がってしまいがちな産業保健関連の活動ですが、助成金を活用することで、間口が広がってきていただけに廃止は大変残念です。事業場の規模によらず、産業保健活動は企業や従業員の健康の保持増進に役立つものなので、制度は正しく活用し

ただの人にならない「定年の壁」のこわしかた
ベストセラー作家で公認会計士の田中靖浩先生の新刊新書、【ただの人にならない「定年の壁」のこわしかた】に、なんと私、石田陽子の名前が掲載されました!もちろん、好ましい文脈で!(笑)悪徳産業医としてではありません。ちなみに田中先生には以前から、「家政婦は見た」的なイメージで、「産業医は見た」事件簿を書籍化してはどうか、とオススメされています。私の名前が登場するのは、本編最後の第3章【定年後は「助けられ力」がものを言う】の15節あるうちの13節という、エピローグまで残り10ページを切ってからなので、ぜひ皆さんは最初からじっくりと読み進めて、私の出番をお待ち下さい。医師というのは伴走するコーチであって、かわりに走ることはできません。専門的な知識や技術、そして経験によって、よい走り方を提案し、解説し、実行を支援するコーチングはできますが、命令することも、禁止することも、結果を保証することもできません。そんな私との診察中の会話をヒントに、元気なうちに主治医を見つけておくことの重要性を宣伝してくれました。田中先生の診察では、こんな話もしました。医療保険や生命保険は、病気になったり、亡くなったりしたと

今日の心陽
今日は打合せでした。

安全パトロール(職場巡視)in山梨
こんにちは。心陽の番頭_溝口です。最強寒波襲来中ですので、皆さま十分にお気を付けください。さて、昨日、産業医の職場巡視を兼ねて、お客様の現場の安全パトロールに参加してきました。小さなミスも大きな怪我につながる現場ですので、一般的なオフィスとは比べ物にならない緊張感です。特に高所作業場は、血圧は上がるし脈拍は早まるしで、精神的にも肉体的にも厳しい恐ろしくストレスフルな労働環境です。正しく睡眠をとって、健康で高いパフォーマンスを発揮することが必要だとあらためて感じた職場巡視でした。※写真は、企業の安全担当者から説明を受けているところです。

How wonderful !!!!!
帝京大学ハーバード特別講義2023(https://www.teikyo-u.ac.jp/event/2022/0105)が開講されていますが、1月12日~15日にハーバード大学T.H. Chan公共衛生大学院 社会行動科学のイチロー・カワチ教授が社会疫学の講座に登壇されました。日本でイチロー先生の授業が受けられる喜びをかみしめた4日間でした!※写真は、イチロー先生のお時間を少しいただいて、先生の大好きなお鮨と日本酒の食事会を白金高輪のお鮨屋さんで。

睡眠リテラシー第5回 睡眠覚醒スイッチ①睡眠圧
昨日、新年を迎えました。皆様のご健勝とご繁栄をお祈り申し上げます。 正月と睡眠とくれば初夢。初夢は、大晦日から元日の夜、元日から2日の夜、そして2日から3日の夜に見る夢と諸説ありますが、いつでもいいので年末年始に見た吉夢、覚醒しているときにこそ見られる将来のすてきな夢を初夢として、ワクワクする一年を送って、社会みんなの吉夢を叶えて、正夢にしましょう。 コラム「ボケたくないなら眠りなさい④ インプットの保存」で解説したとおり、REM睡眠は覚醒中より脳の電気的な活動が激しく、創造的な仕事に向いているので、アスリートやアーティストは、自分の覚醒夢の実現に睡眠夢を利用しています。実現したいことを夢で見ることができたら、きっと叶います。コラム「睡眠リテラシー第2回 レム睡眠とノンレム睡眠、浅い睡眠と深い睡眠」で解説したとおり、最も深いノンレム睡眠(N3)とレム睡眠(REM)の各ステージはそれぞれ長ければ長いほど質のよい睡眠と言えます。睡眠中の適切な割合を説明している資料のほうが多いのですが、分母が小さいと意味合いが変化してしまうので、私はN3が90分、REMが120分が理想だと説明します。実際は

ストレスチェック結果から期待される睡眠衛生の重要性と健康経営施策としての睡眠プログラムの可能性【第30回日本産業ストレス学会】
12月3日には、一橋大学一橋講堂で行われた第30回日本産業ストレス学会において、「ストレスチェック結果から期待される睡眠衛生の重要性と健康経営施策としての睡眠プログラムの可能性」を発表しました。学会を通じて、産業ストレスや疲労等の原因は多様だけれど、その回復方法はただひとつ『睡眠しかない』ということを、あらためて感じました。あまりよく知らなかったのですが、心理学の分野では、ストレスフルな体験によって消費された心理社会的資源を元の水準に回復(リカバリー)させるための行動として、 仕事のことを忘れる「心理的距離」、 リラックスできることをする「リラックス」、 自分の視野が広がることをする「熟達」、 自分のスケジュールは自分で決める「コントロール」 の4つが有効とされていて、そのリカバリー経験を尋ねるREQという国際的な尺度があります。REQには、日本語版が開発されていて、その日本語版と開発論文は、こちらの慶應義塾大学総合政策学部島津明人研究室のページからダウンロードできます。たとえば、コントロール、すなわち裁量の高い業務ほど、内容が同じでも心理的苦痛が低いことは知られており、ワークエ

自覚および他覚所見による睡眠診断と行動変容で叶えるBPS ヘルスプログラムの提案【第29回行動医学会】
12月3日土曜日、大阪大学吹田キャンパス大学院人間科学研究科で開催された第29回行動医学会で、「自覚および他覚所見による睡眠診断と行動変容で叶えるBPS ヘルスプログラムの提案~アテネ不眠尺度、エプワース眠気尺度等による自覚所見と携帯装置を用いた終夜睡眠ポリグラフィーによる他覚所見を総合した睡眠診断に続く、オンライン認知行動療法や治療導入などを介した睡眠衛生習慣の行動変容で叶える健康増進と生産性向上のための企業内プログラムの提案~」という超絶長いタイトルの発表をしました。さすがに座長の久留米大学、岡村尚昌先生は演題紹介で、副題を省いていました(笑)ちょうど、12月14日に令和3年社会生活基本調査の結果が発表されましたので、合わせて紹介します。社会生活基本調査は、2021年10月に10歳以上の125,407人を対象に行われた大規模調査で、コロナ前の2016年の460分に比べ、474分と睡眠時間の平均は伸びました。ただし、OECD諸国平均は505分であること、生理的に成人より長い睡眠時間が必要な10代が含まれていることには、注意が必要です。コラム「ボケたくないなら眠りなさい ①睡眠時間と年

三ツ林裕巳先生
こんにちは!心陽番頭の溝口です。もう12月、すっかり冬の気候ですね。皆さまも体調を崩さぬようお気をつけください。さて、先週12月2日に衆議院厚生労働委員長の三ツ林裕己先生にお会いする機会があり、当社の進める睡眠文脈での医科歯科連携と、睡眠健診の重要性についてお話しさせて頂きました。三ツ林先生は11月22日に発足した超党派の「国民の質の高い睡眠のための取り組みを促進する議員連盟(睡眠議連)」のメンバーでもあり、当社の睡眠への取り組みに興味を持ってくださいました。当社代表の石田が所属する久留米大学学長の内村直尚先生が理事長を務める日本睡眠学会は、2023年1月から始まる通常国会において睡眠議連から質問する事項について、全面的に協力することとなっており、ご縁を感じます。