睡眠焦点型 時間生物学的ストレスチェック「X-Check」
「X-Check(クロスチェック)」は、グループ会社のai-X株式会社が開発したWeb完結型のストレスチェックツールです。 法令対応の職業性ストレス簡易調査票(BJSQ)に加え、プレゼンティーイズムの主因である睡眠衛生に、 時間生物学的エビデンスと産業保健的バリディティでフォーカスした、全く新しいこれからのストレスチェックです。
ストレスチェックは実施するだけで法定義務を果たせますが、せっかくなら企業のコンプライアンス遵守だけでなく、しっかり従業員の健康につなげたいものです。 心陽では、ストレス解説動画を活用したり、視聴した従業員と個人面談やグループディスカッションを行ったりして、よりよい働き方・健康経営につなげています。
X-Checkが測定・可視化する指標
受検データからその場で個人スコアを算出し、以下の観点で心身のコンディションを多面的に見える化します。
職業性ストレス(BJSQ)
厚労省推奨の職業性ストレス簡易調査票(BJSQ簡略版23項目)をベースに、心身のストレス反応(PPSR)、 仕事の要求度と裁量度で捉えるDemand-Control、上司・同僚のSocial Support(サポート)を評価し、高ストレス判定を行います。 ストレス反応は「高ストレス群」「Standard Coping群」「Quiet Zone群」といったタイプに分類し、現在の状態を分かりやすく示します。
睡眠の健康(SLEEP HEALTH)
睡眠中は意識がなく、自分の睡眠をリアルタイムで評価することはできません。国際的に妥当性の証明された臨床質問紙である AIS(アテネ不眠尺度)とESS(エプワース眠気尺度)を用いて、夜の睡眠と昼の覚醒の両面から客観的に評価します。 さらに平日・休日の睡眠時間差から生じるSocial Jet Lag(社会的時差ぼけ)まで測定し、睡眠リズムの整い具合を捉えます。
パフォーマンス(WHO-HPQ)
WHO-HPQをはじめとする設問から、残業時間や健康度の自己評価、業務パフォーマンスを把握します。 出勤していてもパフォーマンスが落ちている「プレゼンティーイズム」を数値化し、年間でどの程度の損失に相当するかを 「プレゼンティーイズムコスト」として試算。見えにくい生産性の損失を、健康経営の指標として可視化します。
精神運動覚醒検査(PVT)※オプション
自己申告のアンケートに加え、注意力・集中力といった覚醒レベルを他覚的に測る精神運動覚醒検査(PVT)にも対応します。 反応速度をもとに「標準群」「要注意群」「危険群」を判定し、睡眠不足や疲労がパフォーマンスに与える影響を客観的に評価します。
睡眠タイプの見える化
AIS(不眠)× ESS(眠気)の組み合わせから、睡眠を総合的にとらえる「主観的睡眠タイプ」を4つに分類します。 自分の「睡眠の整い具合」を直感的に理解でき、行動変容のきっかけになります。
いきいき
眠気なし × 不眠なしよく眠れており、日中の眠気も少ない整った状態です。
ぼんやり
眠気なし × 不眠あり寝つきや途中覚醒などが気になるものの、日中の眠気はそれほど強くないタイプです。
もやもや
眠気あり × 不眠なし夜は比較的眠れている一方で、日中に眠気やだるさを感じやすいタイプです。
ぐったり
眠気あり × 不眠あり夜の睡眠にも日中の眠気にも気になる点があり、休息の質・量ともに整えたいタイプです。
受検はスマホ・PCで完結
かんたんなWeb受検
受検者は、案内メールのリンクやQRコードから受検を開始できます。設問への回答はスマホ・PCのどちらでも可能で、 回答完了後にはその場で個人結果レポートが表示されます。過去の受検履歴もダッシュボードから確認できます。
研究利用許諾(オプトイン)
受検開始前に、回答データの研究利用について確認する画面を表示できます。 同意の有無にかかわらず受検は進められ、結果や社内評価に影響しない設計としています。 公衆衛生専門機関として、同意いただいたデータを学術研究にも活用します。
面談希望の登録
高ストレスと判定された方は、結果画面からそのまま医師面談の希望を登録できます。 社内には結果を開示せずに、高ストレス判定者を面談等の支援へつなげる運用も可能です。
調査結果の活用
個人結果
個人結果はご本人のみが閲覧できます。法令上、ご本人のご同意があれば個人結果を事業者等に共有できますが、 社内には結果を開示せずに高ストレス判定者の面談等の支援につなげる仕様も可能です。 「はかる」「わかる」「かわる」の流れで、個人のマインドセットや行動変容を促します。
集団分析
個人を特定できない単位で集団分析を行います。部署ごと・属性ごとなど集団の特徴を可視化し、 AIS・ESSの有所見率やスコア分布、睡眠・ストレスの傾向から強みと課題の因果推論につなげます。 公衆衛生専門機関として、各事業者のニーズに合わせた独自の集団分析デザインと対策の提案、効果判定、学術研究などをオーダーメイドで実施します。
管理者の運用をシンプルに
企業管理者は、専用の管理画面から実施の準備・運用・確認までを一元的に行えます。
- 従業員情報のCSV一括登録・更新と、属性情報による受検対象の管理
- テスト(実施期間・案内タイミング・カスタム質問・対象者)の作成と設定
- 案内メールのテンプレート編集、手動送信・テスト送信、送信エラーの確認
- 対象者数・受検人数・未実施人数・面談希望数などの進捗のリアルタイム確認
- ロール(権限)管理により、テスト編集と個人結果閲覧などの役割を細かく分離
ストレスチェックの目的
ストレスチェック制度の目的は、自分のストレスレベルを定期的に自覚することと、集団分析結果を踏まえた妥当な職場環境改善によって、 従業員個人が自律的にリスクを低減させ、メンタルヘルス不調を未然に防止することです。
心陽では、集団免疫効果をさらに一歩進めて、従業員のメンタルヘルス増進につなげ、組織の生産性向上を実現することを目指しています。 2016年11月のサービス開始以来、心陽★ストレスチェックの受検率は100%です。
職場環境改善への活用
ストレスチェック制度のうち、従業員の健康行動(WRWB)の向上に唯一確固たる科学的エビデンスがあるのは、職場環境改善だけです。 個人結果を「はかる」のあと、集団の現在とより好い状態・具体的な環境改善が「わかる」分析を経て、実際に集団が「かわる」と成果が出ます。
個人結果から集団の性質を「わかる」真の集団分析こそ、心陽の強みです。心陽では行動経済学のノウハウを用いて、受検率の最大化にも注力しています。
