コラム
用語集
ヘルシーカンパニー経営 用語集
健康経営に関する専門用語をわかりやすく解説
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健診結果【心電図異常】所見への対応策の提案
健診心電図異常所見の深い闇麻酔科医として10年間、心電図波形をモニタリングし続けてきた私が、2008年に産業医をはじめて、最初に激しくびっくりしたことが、「法定健診項目に心電図があるのに、健診事後措置をする産業医の手元には波形がない」ということでした。身長、体重、視力、血圧、血液検査や尿検査の結果は数値で出ますが、心電図検査はそもそも電気信号を波形にして、立体的な心臓の動きや伝導を評価するための検査です。それなのに「非特異的ST-T変化」などのレトリックな表現で、産業医が就業判定や受診勧奨をするなんて無理ゲーじゃないか?!と考えた私は、すぐに厚生労働省に電話しました。「心電図波形やX線画像がないと適切な産業医業務ができないので、制度を変更してください」と。厚生労働省の電話口の人(当時は現在ほど社会擦れしていなかったので、細かく氏名や役職をききませんでした)は、答えました。「波形や画像があれば、国民の健康増進につながるというエビデンスがあれば検討します」と。その5年後、おそらく実務中にそれを思い出して投稿したのがこちらのFB記事です。さて、この課題を抱えたまま、聞き分けのよい、小回りのき

自覚および他覚検査と行動変容支援による睡眠プログラムの健康経営企業への提案
5月10日、宇都宮で開催された産業衛生学会の発表です。8分の動画です。音が大きくなってしまったので、ボリュームに注意して下さい。学会で印象に残ったのは、懇親会で現在、私が取り組んでいるみずほグループの産業保健の骨格を私が参加する以前に、10年以上かかって構築した、すごい先生とお近づきになれたことです。また、企業展示をしているネスレ、アクセルスターズ、フィリップスなどと交流でき、それぞれに新しい先生方を紹介できたこともよかったです。行動経済学の竹林先生とは長い時間を過ごせて、ちょうど企業展示されていた、本発表の中にも登場するイタマー社のWatch PATについて、ナッジを検討することもできました。動画のあとに、抄録の画像を貼りました。

公衆衛生の倫理学
玉手慎太郎先生著、筑摩選書、「公衆衛生の倫理学 ~国家は健康にどこまで介入すべきか~」岩田健太郎先生が Facebook で紹介していたきっかけで読み始めましたが、すごく面白くて好きなのに、全然、読み進められない不思議な本でした。私は素直に巻頭から読んだのですが、最後に読んだ「あとがき」が、みうらじゅん氏とか土屋賢二先生とかのエッセイを思わせる超絶楽しい語り口で、ここから読んで、玉手先生のキャラを知った上だったら、もっと痛快に読み進めたのではないかと思いました。玉手先生、絶対、エッセイを書くべきです。ベストセラーになること、間違いなしです。さらに最後の最後に玉手先生が1986年生まれの若者と知って、さらにびっくり、公衆衛生の倫理学を語るなんて、厳格そうなおじいちゃんに違いないと思ってたので、これも最初に知っていたら読み進めたかもと思いました。多くの人々は、医者に自分の生活習慣を知られると、ガミガミ叱られると思っています。それでいて、健康になる方法みたいな情報を好むので、巷には有象無象のとんちんかん健康情報があふれています。公衆衛生と医療の対比を、本書は以下のように説明します。第一に、医

ChatGPTが答える「理想的な睡眠プログラム」
ChatGPTに「理想的な睡眠プログラム」をきいてみました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・理想的な睡眠プログラムには、以下のような要素が含まれます。睡眠時間を一定にする:毎晩同じ時間に寝て、同じ時間に起きることが重要です。これにより、自分の体内時計が調整され、眠りにつくのが容易になります。 寝室の環境を整える:寝室を暗く、静かで快適な場所にすることが重要です。暗さを保つために、カーテンやブラインドを使用し、騒音を減らすためにホワイトノイズマシンを使用することができます。快適な寝具とマットレスを使用して、快適な温度を保ちます。 食事と運動の調整:寝る前に軽い食事を食べることが重要です。また、寝る前に運動をするのは避けるべきです。これらのアクティビティは、自分を目覚めた状態に保つことができ、入眠を妨げる可能性があります。 スクリーンタイムを制限する:寝る前にスマートフォン、タブレット、コンピューターなどの電子機器を使用することを避けることが重要です。これらのデバイスは、目の疲れを引き起こす可能性があり、寝る前に興奮状態になることがあります。 リラックスする:寝る

健康診断を受診した後にすること
こんにちは。心陽番頭の溝口です。ゴールデンウィークを過ぎると、そろそろ4月に受診した健康診断の結果が手元に送られてくるのではないでしょうか。連休明けに健診があるから不摂生しないように気を付けている、なんていう方もいらっしゃるかも。さて、では皆さんは健康診断を受診した後に何をしていますか?結果が良かったら喜んで、結果が悪かったら、もしかしたら治療を始めるのかもしれません。以前、健康経営で関わった会社では、「健診機関から送られてきた結果は、封筒のままデスクの引き出しに入れてあって内容は見ていない。」という方もいらっしゃいました。しかし、多くの方は健診結果をご自身で確認しているのではないでしょうか。そして、診断で「要精密検査」や「再検査」と書かれていれば、不安になって医療機関を受診することもあるでしょう。会社で働く従業員には「自己保健義務」というものがあります。自身の健康を守るための努力を果たさなければ、安全で健康に働くことができないことは明らかで、主には次の事項です。健康診断の受診は自己保健義務の一つです。そもそも労務の提供のために従業員になったのですから、提供するために義務が課せらせるこ

何時間、眠ればいいですか?
何時間眠ればいいのか、ずばり公式で答えます。

健康になる技術大全
公衆衛生と臨床医療の強みを活かす心陽の、公衆衛生って何だろう?にズバリ答える名著が登場しました。 エビデンスとは何か、公衆衛生とは何か、知っているようで知らない知識をアップデートしてください!

快適な職場のための簡単なルール
私たちの多くは、高校球児が侍ジャパンやヌートバー選手に憧れて、国をあげての応援ムードに盛り上がってペッパーミルしたことが、高野連の声明にある「慎むべき不要なパフォーマンスやジェスチャー」だとは思いません。 【試合を楽しみたいという選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほし

パワハラ上司を科学する
三連続書評です。 【「定年の壁」のこわし方】では私の名前を載せていただき、【「快眠力」を高める!】はまさに私の活動そのものがテーマな上、この二冊はご著者からのご献本でした。今回の【パワハラ上司を科学する】(以下、本書)は自分で予約購入しました。素晴らしい一冊ですので、ぜひ読んで下さい。もし、購読を迷っている方は、このコラムを読んでその気になってほしいですが、ネタバレありなので、ご注意ください。産業医の神田橋先生は、30冊購入して、クライアント企業に配ったそうですが、まさに働く人すべて、特に経営者すべてに読んでいただきたい名著です。さて、そもそも私は津野先生の激しいファンです。ストーカーとして通報されたくないので、その激しさを妄想にとどめていますが、津野先生の破綻のない理論とよどみなく流れる美しい発声と発音、時折こぼれるチャーミングな笑顔などなど、はっきり言って、「好き」以外の言葉が見つかりません。大好きです。ともかく言うことが「妥当」。それは、私にとっての最大善です。学会での発言はいつも的を射ていて優しさに溢れ、その質問で確実にどんな研究でも前進します。いくら学会発表をしてもフロアから

【「快眠力」を高める!】
成井浩司著「快眠力」を高める!