「薬は食後」は、思い込み?
薬と毒は紙一重?もともと薬は静注(静脈注射で投与)が主の麻酔科出身の私は、多くの皆様には、処方薬にしろOTCにしろ、薬に対する神話的な思い込みがあるらしいことを、開業してから知りました。そもそも薬は飲まないほうがいいという神話がある。。。「生活習慣を変えるなど、薬を飲まないで済ませる方法はないんですか?」と非常によく聞かれます。皆さんそれほど西洋医学に懐疑的なら、病院に行かなきゃいいのに・・・・・・こどもを医学部に行かせようって頑張らなきゃいいのに・・・・・・毒にも薬にもなるって言葉がありますが、そもそも医療というのはそういう側面があるからこそ、有資格者が認可施設でのみ行えます。公衆衛生施策やヘルスケアとは前提が異なります。たとえば動いていない腸管を、薬や手術で動かさなければ、それが原因で命を失うこともあります。でも、腸管の動きが正常な人には薬も手術もいりません。医療では、ベターな選択肢ではなく、ベストな選択肢を提示します。薬を飲みたくないのは自由意志ですが、その場合は主治医にその旨を伝えてくださいね。処方されてるけど服薬しないし、それを伝えもしないのだけは、やめてくださいね。具合が悪