株式会社心陽
患者力

睡眠のモヤモヤがあるのなら、睡眠障害診療科を受診しよう!

睡眠への課題を抱える方は多く、
睡眠課題の多くは医療機関受診で解決するのに、
睡眠課題を医療機関で解決するというアイデアが浸透していません。

2026年6月から、睡眠障害診療科が標榜できるようになりました。
「標榜(ひょうぼう)」という聞き慣れない言葉については、
こちらのコラム「標榜(ひょうぼう)診療科」って、知っていますか?」
を参照してください。

睡眠に課題を抱える働く人は60~90%以上

第11回睡眠に関する調査によると、睡眠に不満を持っている方は全体の94%です。

睡眠に関するモヤモヤを徹底的に解決する方法は、
とにかくたくさん寝ることと睡眠障害診療科を受診することです。

それが、仕事がぐんぐんうまくいくための睡眠マネジメントです!
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よくある睡眠のモヤモヤ

睡眠に関するモヤモヤを具体的に見てみましょう。

別の調査もみてみましょう。

中途覚醒、いびき、歯ぎしり、トイレが近い⋯⋯
どのモヤモヤも、医療機関で解決する可能性が高いです。

ところが、どの調査にも、解決策として、受診という選択肢すら準備されていません。

睡眠のモヤモヤの原因や解決法だと考えられていること

原因として提示されているのは、「加齢」、「ストレス」、「運動不足」、「手足の冷え」⋯⋯

この中で、自分でマネジメントできるのは、運動不足くらいです。

次回からは「睡眠障害」を選択肢に入れてほしいものです。

原因が上記だと仮定すると、運動する以外の解決策が私にも浮かびませんが、
なるほど、入浴はもしかしたら、手足の冷えに対応するのですね。

ちなみに、睡眠には深部体温、すなわち脳の体温が低いほど有利です。
詳しくは、コラム「睡眠のプロが教える冷房術」をご覧ください。
入浴は、就寝の2時間以上前かつ、20時までならオススメですが、
それより遅くには、むしろ生理的体温降下とバッティングするので、
避けたほうがいいです。

受診という選択肢への反応:精神科?

たとえ、選択肢があってもこのとおり、寝酒の半分の9.5%です。

こちらは、サノフィ・アベンティス株式会社が2011年8月、
睡眠および不眠に対する意識や行動の実態を把握するため、
日本、米国、仏国の3国において
30 歳以上の成人合計 6,973 人
(日:3,282 人 米:1,725 人 仏:1,966 人)
を対象に実施したインターネット調査の結果です。

【不眠の改善に良いと思う診療科(複数回答)】の選択肢は、
「睡眠外来・不眠症外来」、
「かかりつけ医(内科)」、
「精神科・心療内科」、
「その他」、
「わからない」です。

かかりつけ医制度を義務化しているフランスでは7割近くが、
米国でも半数近くがかかりつけ医を選択していますが、
日本のかかりつけ医には信用がありません。

「睡眠外来・不眠症外来」という選択肢があったので、
日本でも選択した回答者はいますが、
なかったら、睡眠障害診療科外来を想定して
「その他」を選択したかどうかは疑問です。

一方、米国やフランスでは精神科・心療内科という選択肢に
疑問を感じた人が多かったのではないでしょうか。

睡眠でなぜ、精神疾患専門科? 
かかりつけ医に行かないの??ってね。

不眠症状であれば、心理的なケアが有効な場合もありますが、
不眠症の背景には多くの場合、睡眠誤認があります。

睡眠誤認とは、
自覚している睡眠と客観的な事実としての睡眠に
ギャップがある状態です。

となると認知だけを心理療法で変えると同時に、
睡眠検査を行って、
事実としての睡眠を可視化することが有効です。

また、心理的な因子ではなく、
気質的な睡眠障害が、
不眠症の原因になっているパターンも
非常に多いのです。

この場合、睡眠薬は逆効果、
CBT-I(不眠症の認知行動療法)も効きません。

詳しくは、コラム「COMISAという概念」をご覧ください。

一方、CBT-Iは非侵襲で副作用もなく、
不眠症に対して、たいへん素晴らしい治療です。

米国のガイドラインでは第一選択ですが、
日本では今年からやっと、保険診療の対象となりました。

詳しくは、コラム「眠れぬ夜の経済効果☆最新・慢性不眠症ガイドラインの一押しはCBT-I☆」をご覧ください。

睡眠薬の処方は精神科にしかできない
という誤解も多いようです。

麻薬のように特別な免許が必要な処方もありますが、
睡眠薬は眼科でも耳鼻咽喉科でも処方できます。

とある研究では大学病院の睡眠薬処方科第一位は、
整形外科でした。
患者の年齢層も高く、「痛い」「眠れない」の声が多いのでしょうね。

睡眠障害診療科受診という選択

不思議なことに受診という選択肢がなくても、
理想の睡眠時間は8時間以上だという認識は、
多くの方が持っているようです。

そして睡眠改善のために、お金を使ってもいいと考える人も多いです。

睡眠障害診療科外来の初診で在宅睡眠検査を行う場合、
簡易検査なら3500円程度、
精密な検査でも7500円程度です。
検査結果の説明料金も込みですが、
検査結果を聞くために外来再診が必要です。
結果を聞くだけなら、1000円もかかりません。

もし、睡眠時無呼吸症候群があって、
CPAPをすることになったら月に5000円程度、
歯科で口腔内装置を作ることになったら、
紹介状料金が750円、
口腔内装置作製料金が1万数千円です。

治療によって、いびき、はぎしり、中途覚醒、夜間尿、肩こり、腰痛はなくなり、
目覚めが爽やかで、疲れが取れ、日中、生き生きと過ごせて、見た目が若返ります。

睡眠障害外来を受診してみませんか?

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